|
2010/8/12
さて、朝! ここからが本番。
小豆島行きのフェリー乗り場へ。
ここは予約なしで、早い者勝ちなので、早めに行く。
岡山港からはOLYMPIA号。
中々良い船旅ができる船です。 |
車の長さで価格も決まるのでコンパクトはいいっす。 ぷじょ〜る号は、4m以下なので(胴体が短いといいね♪) 5610円のところ、周遊プランで割引♪ ガガーとハッチオープン!ワクワクしますな。 嗚呼!脳内にはこの曲が響き渡る!! 人の空間もいいけど冷房きつくて寒い・・・から外へ避難〜。 |
デッキへ。 船長ごっこも基本ですぞ。 |
昔の船を再現した観光船でしょうか?
同時に発進しておりました。並走します! |
どんより曇っててちょっと残念。 |
ゆっくらゆっくら行って1時間ほどで到着。 背後から別の船が追ってくる?! |
土庄港に到着!先頭から下船!上陸!
再び脳内にはこの曲が響き渡る!!
この港にはかどや製油の工場もあって、辺り一面ごま油臭。 予約すると工場見学もできるのですが、時間がなーい。 |
まずはギネス認定「世界一狭い土渕海峡」
・・・の前にある役所で観光地などの情報をget。 ちなみに海峡・・・これも海峡なのか?!Σ( ̄□ ̄;)というイメージ(笑) 全長2.5km、一番狭い幅は9.93m ここから始まる「迷路の町」は明日。 |
町並みは懐かしいぬくもりある景色。 オリーブバス・・・こんなバス是非走って欲しいわ(笑) 最近は小豆島への移住者が増えているとか。 |
まずは海沿いの道を左回りに北上。 日本家屋の並ぶ町並みはかなり落ち着きます。 途中目に付いたお寺さんへ・・・ この小豆島八十八ヶ所霊場もあるんですがね、 全部まわりてー! お遍路看板多数あり。 |
いきなり68番松林寺から。
庭が素敵っす。 |
すぐ近くの67番瑞雲寺。
激坂の上にある、小さなお寺さんです。
ここで、車でお遍路チャレンジされている方と雑談。(画像左下) 四国八十八ヶ所も何度もクリアされ、あちこちの遍路を巡っている、 しかし、そんなマニアでさえ、 道が狭く入り組んでて、山道がきつくて、案内などが心もとない。 |
再び海沿いを。 島の北側部分は観光名所はあまりなし。 大阪城の石を切り出してた場所にプチ博物館無料あり! 当時の石の切り出しは運搬を模様を再現してますが、こんな大きいの大阪城まで運んだんかいな!
ちなみになんか大きい人形もあったけど・・・。 |
小さなショップもあります。
醤油造りも有名な小豆島、醤油スイーツも充実! とりあえず、北側にいい昼食向けレストランを期待していたのに全然ないので醤油ドーナツでごまかす。 |
こちらお遍路ラリーに参加していないお寺さんのようで、何気なく入ったら・・・ワンコ!!ワンコがかわいいよ!
名前が釈迦くんと南無ちゃん(笑) 釈迦ちゃんは暑いのが苦手なようで犬小屋の下の土を掘って、涼んでいた。 南無ちゃんは勇猛果敢に吠え立てます・・・ ちょこっと立ち話。 |
福田港前。
北側にある乗船場の前にあるお土産やさん春日堂は有名なようだ。 ここで更に腹ごしらえとしてオリーブソフトは外せんだろと。 おじいちゃんがよろよろしながら作ってくれたのはいいが・・・ おじいちゃん! これが、おじいちゃんの妙技なのか!?すごいぞ! ちなみにオリーブの味は????という感想。 ここで販売されている大雑把な古地図調のお遍路マップは魅力的でした。 |
北側は石切り出し場が多く小豆島のグランドキャニオンと・・・。 っというか斜面はまるでピラミッド。 |
更に行くといきなり88番へ到着(爆)
ああ〜お遍路大変だったね・・・なんて感想は当然出てこない。 楠霊庵。 |
ここからの海と町の眺めもワクワク。 |
ということで島自体は狭めなのであっという間に南側へ。
醤油エリアに到着〜。一帯に醤油屋さん。塩漬け発酵食品という括りでこの地では醤(ひしお)と言うそうな。
最初は駐車場とかショップもある金両さん。
ショップの雰囲気がいいっす。 |
パッケージがお洒落なものが多く、お土産として喜ばれそう。 |
っていうかお昼食べたいなぁ・・・
唯一の酒蔵へ行くものの、本日定休日 Σ( ̄□ ̄;) がびーーーん。
ここのレストランでひしお使ったひしお丼を食べようと思ってたのにぃいいいい。 |
しょうがないから移動。
これまたお醤油蔵の「ヤマロク醤油」 文化財有形登録されとります。 ここでも、ひしお丼が食べらるプチカフェをやっとります。 お庭を開放したカフェは雰囲気もよく大人気。 ここに辿り着いたのは大正解!
|
こちらのひしお丼は肉系。
程よく煮込まれた肉と大根や麩は美味しい! そしてここのオリジナルキャラ、もろみちゃん(笑) |
こちらでは再仕込の高級醤油をば。 小瓶。 とてもまろやかでとろっとしておりビックリした。 お刺身にピッタリ。 |
お醤油の蔵も見学できますよ。
予約なしでもぽんと見せてくれるのが嬉しい。 おおおお〜!醤油臭がスゴイ!
ちなみに工場見学には納豆食べた人は入れませ〜ん。 納豆菌は強いので、醤油の酵母菌の天敵!? もろみ蔵を見学されるお客様に一つだけお願いがあります。見学にいらっしゃる前に、納豆は食べないでほしいということ。古来より醤油醸造所では納豆が御法度とされてきました。本来もろみを育てる酵母菌や乳酸菌は、熱や乾燥、塩分に強く、他の菌が死滅する環境の中でも生き抜いてきた、とても強い菌たちです。しかし、唯一納豆菌(最強)だけには弱いのです。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 |
そこらじゅうに、酵母菌と乳酸菌がうようよ飛んでます! (目には見えませんが) 体中が醸されそうです(笑) 年季の入った樽にもびっしりと住んでいます。 |
ちょこっと移動。
11番 観音堂。(いたち観音) 名前が気になるということで。 細めの道を上がって行くと立派な銀杏の木。 |
ドクケシマメや銀杏のご自由にお取りくださいコーナーアリ。
ドクケシマメ・・・頭の悪い方にいいそうだ(笑) 壁には、 |
ご利益のある立派なイチョウの木をなでなで。
開運たぬきや三匹かえるもおります。
|
続いて・・・
マルキン醤油
工場の建築がこれまたすばらしい! 記念館は有料なのでパス。 こちらが一番の大手なのか、見学者も多し。 |
最新の工場内部はオート化されてます。 ちょっとだけ見られるけどイマイチ。 |
人気があるのはショップ。
醤油ソフトも美味しいが、醤油サイダーも結構イケル! 通りを跨ぐメカメカしたパイプもかっくいい。 |
ちょっと移動。
他にも醤油屋さんはたくさんあるけど、お腹もいっぱいでパス。
醤油とくればつくだに・・・岡田武市商店。
つくだにソフトも気になったがもう無理・・・ |
そのまま海沿い。
二十四の瞳映画村 の岬の分教場
有料なので中はパス。 ショップだけ立ち寄ると、お遍路さんが休憩中でした。 歩き遍路です! かなりのお年を召した方もがんばってました。 |
二十四の瞳の映画村の本体。
昭和初期の映画セットの町並みがあるそうですが、こちらもパス。 |
細かな島もあってか私船乗り場もある。 どこに連れてかれるのだろうか。 時間あったら行ってみたかった。 |
戻る途中で4番の古江庵。
石仏が多数!!! |
ヒトデや神社も味があります。 |
小豆島オリーブ公園オリーブのグラッセ・・・砂糖漬けってどうよ?!と好奇心から購入。 1粒目は(;´△`)こんな感じだけど、 こちらギリシャチックな建物でがんばっております。 |
風車もいい感じ。
小豆島はオリーブの生産にも力を入れているけど数量はまだまだ。 収穫は10月だそうで、11月に行けばオリーブ漬けなど加工品も手に入るらしい。 |
移動。
なんとなくいい感じのお寺さんだったので寄ってみた。
ちなみに名前失念! |
ろうそくがなんともカラフル。 |
境内は広めです。 |
お盆の季節です。
小豆島もお墓が多数。 お家の前ではお迎え用に野菜やお菓子にお花、中には名産の素麺まで。 スーパーでは立体砂糖三段蓮なんぞも! |
お墓にはお札も。 |
道行くとお地蔵さんも多いです。 |
そしてスーパーにはお迎え団子に蓮柄の饅頭、舟なども。
小豆島名産の島の光なる素麺のデザインも秀逸! |
千枚田を見るために少々内陸の中山へ。
すると奇妙な建築物が田畑の中に・・・気になるから係員のおっちゃんの誘導で駐車場へ。
そこから徒歩。 醤油かき氷があったので注文。 |
そういえば・・・役場でもやってたけど瀬戸内でアート祭やってたなぁとうろ覚え。
瀬戸内アートフェスティバル2010です。
カフェ前ではグッズ販売のお店も展開しており、手ぬぐいとか良さそうなのが色々。 18時で下も閉まるということで急いで降りる。 |
千枚田を抜けて行く道はすがすがしい〜。 妙にアジアンチックな建物とマッチしております。 台湾の王文志さんの作品「小豆島の家」ドームの形は脱穀した米の形を現しているとか・・・なるほど。
|
がしかし!
中へずんずん入ると一人300円ですと言われる。 事前に有料の看板も何もなかったのはいただけない。 事前にアートフェスタ目的の人はわかってるだろうけど、一般にはちょっと優しくなかったなぁ。 でもこの作品には300円払ってもいい!という価値が私にはあったのでOK。 |
中央部分は靴脱いでくつろげます。
竹の踏み心地が痛気持ちよい。 設けられた窓からは田畑の光景。 |
窓 |
天井と床。
こんなん庭に欲しい(笑)庭ないけど(爆) |
夕暮れ時。
今年は暑いせいか・・・っていうか年々山奥の動物たちが下山する確立も多くなり・・・里山では収穫物を狙う猿も・・・ |
ということで、対岸の中山の千枚田へ。
急勾配を登るのはキツイ〜。
でも登りきると気持ちいい。 |
更に登ると神社とお寺。
ここもお遍路コースの一部。Σ( ̄□ ̄;)うへー! ちなみに道路あります。 |
木の空洞部分にはお地蔵さん。 |
スタンプ発見! 43番 浄土寺 44番 浄土寺奥之院 45番 地蔵寺 44・・・半分ですな。 遠くに大観音さんのお姿も。 |
下りは異なる道へ。
フナバ素麺の工場。 |
田んぼの真ん中には湯船の水、共同洗い場が! ここでアートフェスタ関係者の方もぶらぶら散策してました。 中国語〜。 中には洗濯機。 |
かなり痛んだ神社とご神木。
こんなきれいな景色、中々拝めませぬ。 |
降りてくると神社。
この中山にある神社は中山農村歌舞伎舞台もある有名所だったようで。 |
ちゃんと舞台が見えるよう段々になってるのがすばらしい。 |
後は本日の宿、ホテルニュー海風へ。
ここで出されたウェルカムオリーブ茶が美味しかった。
なんか味が甜茶みた〜い♪とか思ったら、オリーブの葉には苦味がたんまり。 直前に取れた安いホテル(素泊まり)なので古さはアレですが、部屋は広めでスタッフも親切でよかったです。 車でちょっと行くとマルナカスーパーもあるから便利。 |
続く